神奈川でNIPT(新型出生前診断)が受けられるクリニック17院

この記事では、神奈川でNIPTを受けられるおすすめの病院・クリニックを紹介しています。

神奈川でNIPT(新型出生前診断)が受けられるクリニック17院

平石クリニック

平石クリニックの特徴

年齢制限なし

35歳以上といった年齢制限はありません。
年齢に関係なくどなたでも受けることができます

プランが豊富

「基本検査」「全染色体検査」「全染色体+微小欠失検査」の3種類のプランを用意しています。
知りたい内容に合ったプランをお選びいただけます。

検査結果が早い

最短2日でメールにて結果をお伝えします。
※検査会社の混雑具合やDNAの採取に時間がかかる方もいらっしゃるためあくまで目安としての日数です。ご了承ください。

いつでも予約可能

平石クリニックでは、妊娠が分かった時点から新型出生前診断(NIPT)をご予約いただけます。

土日も検査可能

平日は何かと忙しいという方は、土日の検査も可能です。

新型出生前診断(NIPT)の後の羊水検査は全額負担

新型出生前診断(NIPT)で陽性となった場合は、羊水検査にかかわる費用を全額負担いたします

認定遺伝カウンセラーに相談可能

出生前診断の検査内容や結果を正しく理解するために、認定遺伝カウンセラーに相談が可能。
認定遺伝カウンセラーは新型出生前診断(NIPT)に関する最新の知識を習得しているため、受検者様にとって納得のゆく意思決定や心理支援ができます。
検査前の不安や、陽性の結果が出た場合にも無料でご相談いただけます。

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検査・費用

A 基本検査
◆13,18,21トリソミー検査
◆性染色体検査
◆性別判定
180,000円(税抜)
B 全染色体検査
◆1番~22番トリソミー検査
◆性染色体検査
◆性別判定
210,000円(税抜)
C 微小欠失検査
◆1番~22番トリソミー検査
◆性染色体検査
◆微小欠失検査
1p36欠失症候群、4p欠失症候群、5p欠失症候群、プラダー・ウィリ症候群、アンジェルマン症候群、22q11.2欠失症候群
◆性別判定
230,000円(税抜)

詳細情報

羊水検査費用保証あり
年齢制限なし
当日検査あり
紹介状の有無なし
夫婦での通院なし
通院回数1回
認可/認可外認可外

以下の提携院で検査を受けることが出来ます。

以下の提携院で検査を受けることが出来ます。

セシリアクリニック

住所横浜市神奈川区金港町1-10横浜ベイクォーター5F
診療時間月-土 11:00-19:00 日のみ 11:00-18:00
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平石クリニック 川崎提携院

住所神奈川県川崎市川崎区駅前本町26-4ラウンドクロス川崎8F
診療時間10:00-14:30 / 15:30-19:00 休診日 不定休
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昭和大学横浜市立北部病院

病院情報

昭和大学横浜市北部病院は、神奈川県横浜市都筑区に位置する先進的な医療機関です。内科から皮膚科、放射線科、外科、産婦人科、麻酔科、リハビリテーション科など、多岐にわたる診療科を持っており、さらに特別なニーズに対応するための専門外来や各種センターも充実しています。病院の理念として「常に心のこもる病院でありつづける」「無事故の病院になる」「現在のぞみうる最高の医療を行う」を掲げ、患者さんへの安全で質の高い医療提供を目指しています。診療受付時間は、初診の場合月~土の8:30~14:00(11:00~14:00は予約制)、再診の場合は月~土の8:30~17:00となっており、再診は全て予約制です。休診日は日曜・祝日、11月15日の創立記念日、そして年末年始の12月29日から1月3日までです。急な体調不良などの際の時間外対応もしっかりと整えられており、月~土は17:00から翌日の8:30まで、そして日曜・祝日は終日救急対応をしています。昭和大学横浜市北部病院は、地域住民の健康を守る信頼の医療機関として、トータルなケアを提供しています。

検査・費用

NIPT 採血検査
約201,600円

詳細情報

羊水検査費用保証不明
年齢制限
当日検査
紹介状の有無
夫婦での通院
通院回数2回
認可/認可外認可

住所・営業情報

住所神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央35-1
診療時間9:00~17:00

聖マリアンナ医科大学病院

病院情報

聖マリアンナ医科大学病院は、神奈川県川崎市宮前区に位置する特定機能病院として、高度な医療サービスを提供しています。1974年の開院以来、病院は専門性を活かして先進的な医療を行い、高難度手術や最新の医療技術の開発・研修を積極的に推進してきました。その成果として、近年では2023年に新入院棟を、2024年に新外来棟をオープンし、更に2026年には新病棟・エントランス棟のグランドオープンが予定されています。聖マリアンナ医科大学病院は、総合診療内科から小児科、腫瘍内科、外科系列、放射線診断・治療、救急科、緩和ケア科まで、多岐にわたる診療科を持つ大型総合病院です。さらに、複数の高度な治療センターを有しており、脳卒中、パーキンソン病、腎臓病、糖尿病、脊椎、人工関節、腫瘍、認知症など多様な疾患に対する専門的治療を提供しています。

検査・費用

NIPT 採血検査
約225,070円

詳細情報

羊水検査費用保証
年齢制限
当日検査
紹介状の有無
夫婦での通院
通院回数2回
認可/認可外認可

住所・営業情報

住所神奈川県川崎市宮前区菅生 2-16-1
診療時間8:30~11:00

東海大学医学部付属病院

病院情報

東海大学医学部付属病院は、神奈川県伊勢原市に位置する大学病院で、特定機能病院として様々な高度医療を提供している実績を持っています。特に高度救命救急センターや総合周産期母子医療センターを有するなど、急性期医療の中核施設としての重要な役割を果たしています。1975年に診療を開始し、神奈川県西部地域の主要な大学病院としての地位を築いてきました。院内には最先端の医療機器を多数有しており、特に重篤・急性期の患者への対応に力を入れています。さらに、院内やその周辺にはレストランやコンビニエンスストア、ATMなどが配置され、患者やその家族の利便性も考慮された設計となっています。

検査・費用

NIPT 採血検査
お問合せください

詳細情報

羊水検査費用保証不明
年齢制限
当日検査
紹介状の有無分娩する方のみ
夫婦での通院
通院回数2回
認可/認可外認可

住所・営業情報

住所神奈川県伊勢原市下糟屋143
診療時間8:00~11:00

北里大学病院

病院情報

北里大学病院は、神奈川県相模原市に位置する大規模な医療機関です。学校法人北里研究所が運営し、神奈川県の災害医療の拠点としても機能しています。1971年の開設以来、数々の診療科・部門・センターが設立され、多岐にわたる医療サービスを提供しています。これには、内科から外科、専門的なセンターまで、幅広い医療分野をカバーするものが含まれます。特に、救命救急・災害医療センターや心臓血管センター、脳卒中センターなど、高度な医療ニーズに対応する施設が充実しています。北里大学病院は、地域住民の健康をサポートするために、絶えず最先端の医療技術とサービスの提供を心掛けており、地域医療の発展にも大きく寄与しています。

検査・費用

NIPT 採血検査
お問合せください

詳細情報

羊水検査費用保証不明
年齢制限
当日検査
紹介状の有無不明
夫婦での通院
通院回数2回
認可/認可外認可

住所・営業情報

住所神奈川県相模原市南区北里1-15-1
診療時間8:20~11:00

三島クリニック

検査・費用

不明

住所・営業時間

住所神奈川県川崎市川崎区駅前本町5-2大星川崎ビル6F
診療時間【病院の診療時間】
月~金 9:00〜17:00
【NIPTの診療時間】
火 15:00〜16:00
水 14:30〜16:30
認可/認可外認可外

アンジュクリニック馬車道

検査・費用

基本検査:118,800円
全染色体検査:162,800円

住所・営業時間

住所神奈川県横浜市中区尾上町5丁目−69 KIT関内ビル7階
診療時間月・金:13:00〜19:00
土・日:11:00〜17:00
認可/認可外認可外

AクリニックNIPT横浜院

検査・費用

Aシンプルコース:96,800円
Bベーシックコース:140,800円
Cフルセット:195,800円

住所・営業時間

住所神奈川県横浜市北幸1-8-2 犬山西口ビル 4階
診療時間10:00〜17:00
認可/認可外認可外

昭和大学横浜市北部病院

検査・費用

検査費用:132,000円
検査前カウンセリング:8,800円
結果開示カウンセリング:3,300円〜

住所・営業時間

住所神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央35-1
診療時間
認可/認可外認可外

横浜市立大学付属病院

検査・費用

初診料:3,170円
遺伝カウンセリング料:10,699円
検査費用:95,330円

住所・営業時間

住所神奈川県横浜市金沢区福浦3-9
診療時間
認可/認可外認可外

ふくし内科クリニック

検査・費用

不明

住所・営業時間

住所神奈川県横浜市鶴見区駒岡4-18-20
診療時間月・火・水・金:8:30〜12:00/14:30〜18:00
土曜日:9:00〜12:30
認可/認可外認可外

ランドマーク横浜国際クリニック

検査・費用

不明

住所・営業時間

住所神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1ランドマークプラザ1F
診療時間8:30〜12:00/13:15〜16:30
※休診日:日曜日・祝日
認可/認可外認可外

DNA先端医療

DNA先端医療の特徴

検査結果の迅速な送付

年中無休で9:00~22:00まで検査の進捗状況をお客様に提供できます。また、休診日がないため、検査結果が出次第、即日お客様に送付することが可能です。

臨床検査技師が在籍

臨床検査技師が在籍し、検査の専門知識を活かして検査結果の厳重なチェックと、検体や検査結果の取り違いを防ぐ体制を確立しています。

万全なアフターフォロー

検査結果後も認定遺伝カウンセラーが無料の電話相談窓口でアフターフォローを提供します。検査結果の詳細な解釈や、陽性反応が出た場合の対応についても、専門家が直接対応し、お客様の不安を解消します。

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検査・費用

A 基本検査
◆13,18,21番検査
◆性染色体検査
◆性別判定性染色体検査
198,000円(税込)
B 全染色体検査
◆1番~22番トリソミー検査
◆性染色体検査
◆性別判定
231,000円(税込)
C 微小欠失検査
◆1番~22番トリソミー検査
◆性染色体検査
◆微小欠失検査
1p36欠失症候群、4p欠失症候群、5p欠失症候群、プラダー・ウィリ症候群、アンジェルマン症候群、22q11.2欠失症候群
◆性別判定
25,300円(税込)

詳細情報

羊水検査費用保証あり
年齢制限なし
当日検査あり
紹介状の有無なし
夫婦での通院なし
通院回数2回
認可/認可外認可外

以下の提携院で検査を受けることが出来ます。

AGAスキンクリニック横浜レディース院

住所神奈川県横浜市西区北幸1丁目1−6 相鉄北幸第2ビル7F(菱進横浜ビル)
診療時間10:00~22:00
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東京美容外科 横浜院

住所神奈川県横浜市西区北幸1丁目8−2 犬山西口ビル 6階
診療時間10:00~19:00
HPHPはコチラ

ヒロクリニック

ヒロクリニックの特徴

妊婦一人でも来院可能

夫婦同伴しないといけないという制限などはありません

紹介状なしでも大丈夫

紹介状がなければ診察ができないというこちもありません。

土日の来院が可能

土日の来院が可能なので、お仕事がある方も大丈夫です。

検査・費用

A N-Guard Oプラン
◆13,18,21トリソミー、モノソミー検査
98,780円(税込)
B N-Guard Aプラン
◆13,18,21トリソミー、モノソミー検査
◆性染色体検査
131,780円(税込)
C N-Guard AMプラン
◆13、18、21番染色体の異常検査
◆性染色体検査
◆微小欠失検査
◆性別判定
208,780円(税込)

詳細情報

羊水検査費用保証あり
年齢制限なし
当日検査なし
紹介状の有無なし
夫婦での通院なし
通院回数不明
認可/認可外認可外

以下の提携院で検査を受けることが出来ます。

ヒロクリニック 横浜駅前院

住所神奈川県横浜市西区南幸1丁目13−10 第2ニューヨコハマビル4階
診療時間10:00〜18:00
HP

ミネルバクリニック

ミネルバクリニックの特徴

先進的な遺伝子検査の提供

ミネルバクリニックはスーパーNIPTやカリオ7、デノボなど世界の中でも優れた遺伝子検査を採用しています。特にスーパーNIPTは「偽陰性0、陽性的中率100%(T18/21)」という高い正確性を誇ります。全染色体の部分欠失・重複や、父方・母方・両親由来の様々な遺伝子疾患のリスクも調査可能です。

早期の検査実施

妊娠6週からNIPT検査実施ができます。これにより、早期段階で遺伝子異常を発見し、適切な対応を可能にしています。

オンライン診療と全国対応

全国どこからでもオンライン診療を受けられ、採血は患者さんの近くの連携医療機関にて行うことが可能です。このような環境整備により、「近くにNIPTを受けられるところがない」「近くのクリニックで行うより高品質なNIPTを受けたい」などの悩みを持つ方々にも適切なサービスを提供しています。

検査・費用

A  スーパーNIPT (第3世代)
◆常染色体検査
◆13トリソミー(パトー症候群)
◆18トリソミー(エドワーズ症候群)
◆21トリソミー(ダウン症候群)
◆性染色体検査 遺伝カウンセリング
176,000円(税込)
B  スーパーNIPT geneプラス (第3世代)
◆常染色体検査
◆13トリソミー(パトー症候群)
◆18トリソミー(エドワーズ症候群)
◆21トリソミー(ダウン症候群)
◆微小欠失検査(4種)
◆100種の遺伝子検査
◆遺伝カウンセリング
236,500円(税込)
C マルチNIPTデノボプラス
マルチNIPTカリオセブン
◆全部の染色体を発達障害と関係する7Mbの大きさで増減をスキャンし、羊水検査以上に染色体を細かく分析する検査です
◆微小欠失検査(9種) デノボ
◆遺伝カウンセリング
35,200円(税込)

詳細情報

羊水検査費用保証あり
年齢制限なし
当日検査なし
紹介状の有無なし
夫婦での通院なし
通院回数1回
認可/認可外認可外

NIPTにかかる費用相場

NIPTとは、妊娠中の母親の血液から、ダウン症など胎児の染色体異常を早期に検知する検査です。

NIPTは体に傷をつけない検査であるため、確定検査に比べて流産などのリスクは低いです

以前は出生前診断といえば母体血清マーカー検査やコンバインド検査が主流でしたが、現在はNIPTが主流になりつつあります。

全て自費治療になり保険適用外となります。

出生前診断の種類費用の目安適用時期
NIPT200,000円前後10〜16週
母体血清マーカー検査20,000〜30,000円15〜18週
コンバインド検査50,000円前後11〜13週

陽性の場合にかかる費用相場

NIPTで陽性が出たら確定診断として羊水検査や絨毛検査を行います

なぜならNIPTでは偽陽性となる可能性も否定できないからです。費用は羊水検査・絨毛検査とも150,000円前後が一般的な相場です。

羊水検査も治療ではないため保険は適用されません。羊水検査を無料とするクリニックもあるため事前に確認しておきましょう。

NIPTクリニックの選び方

実際に検査を考えているのならクリニックの選び方も見ておきましょう。

ポイントとなるのは次の5つです。

  1. 認可の有無
  2. 費用
  3. 羊水検査の有無
  4. 通いやすさ
  5. 実績

5つのポイントについて、それぞれ紹介します。

認可の有無

クリニック選びでまず考えたいのが、認可の有無です。NIPTを行うクリニックには「認可施設」と「無認可施設」があります。

認可を行っているのは、日本医学会・日本産婦人科学会です。

基本的に検査内容やフォローが充実しているのは認可施設です。ただし認可施設の数は少ないため、地域によっては利用が難しいでしょう。

利用しやすいのは無認可施設ですが、アフターフォローが受けられない施設もあるので確認が必要です。

また施設によって、遺伝カウンセリングの有無が違ってきます。

どちらがよいか、比較したうえで検討してみましょう。

費用

NIPTクリニックを選ぶのなら費用の確認も大切です。保険適用外であるため検査費用は高額になります。

ただしクリニックによって金額が違うため、比較すると良いでしょう。

また羊水検査の金額も比べてみる必要があります。

トータルでかかる費用を比較してみるのがおすすめです。

羊水検査の有無

クリニックを選ぶときは羊水検査を行っているかも調べておきましょう。

NIPTで陽性が出たら、羊水検査を受けるのが一般的な流れです。しかしクリニックによっては羊水検査に対応していません。

そこで羊水検査もできる施設を選ぶと費用や手間は減らせるでしょう。

通いやすさ

NIPTでは通いやすいのかもクリニック選びでの大きなポイントです。

認可施設では多くが遺伝カウンセリングや採血が別日になります。そのため何度も通うのは難しいと感じる人も多いでしょう。

無認可なら土日祝日でも検査が受けられるクリニックがあります。忙しいなら1回の来院で検査が完了するクリニックを選ぶのがよいかもしれません。

自分にとって通いやすいクリニックか、調べてみる必要があります。

実績

実績の多さもクリニック選びでは重視したいポイントです。多数の実績があるクリニックなら、スムーズに対応してくれるでしょう。

実績の有無は、クリニックの公式サイトやネットの口コミが参考になります。良い評価・悪い評価の両方をチェックして総合的に判断するのがおすすめです。

安心して利用するためにも、ぜひ実績をチェックしてみてください。

NIPT検査の流れ

NIPTを受けるのなら、検査の流れもあらかじめチェックしておきましょう。一般的な流れは以下の通りです。

遺伝カウンセリングで検査内容の説明を受ける

採血を行う

遺伝カウンセリングで結果の説明を受ける

④陽性なら羊水検査の説明や予約を行う

クリニックによっては医療機関からの予約が必要です。遺伝カウンセリングと採血が別日で、3回行く必要があるクリニックもあります。

来院回数はクリニックによって違ってきますので、事前に確認を行ってください。

認可と認可外の違い

NIPT検査は、産婦人科がある病院や診療所であれば、どこでも受けられる検査ではありません。

NIPT検査を専門に行っているクリニックや、専門外来を置いている施設は増加していますが、全体数としてはまだ限られているのが現状です。

そしてNIPT検査を行なっている施設であれば、どこでも同じ条件、内容の検査を受けられるというわけでもありません。

認可を受けている施設か、それとも認可外の施設なのかによって、検査を受けるための条件や、得られる情報がまったく異なっています。

具体的な両者の違いについて比較してみました。

認可施設の特徴

認可施設とは、日本産婦人科学会、及び日本医学連合会によって認可を受けているNIPT検査を実施している施設のことです。

認可を受けるためには、NIPT検査を行うための専門外来を設置していることや、NIPT検査後の妊婦に対して、カウンセリングなどのフォロー体制が整っていることなど、いくつかの条件をクリアしている必要があります。認可施設の特徴とはなんでしょうか。

全国414か所ほどの施設で受けられる

日本医学連合会によって、NIPT検査を行うことを許された認可施設は、基幹施設が173か所、連携施設が241か所あり、すべて合わせると全国に414か所となります。

認定施設は日本医学会のホームページに記載されており、基幹施設や連携施設のほかに、認証検査分析基幹の一覧もあります。検査を考えているのであれば、一度見てみましょう。

検査を受けるための条件がある

NIPT検査を希望している妊婦が認可施設で検査を受けるためには、日本医学連合会が定めた条件をクリアしている必要があります。

まずは、年齢です。出産時の年齢が、一般に高齢出産のラインとされている35歳以上であること、つまり妊娠と出産に一定以上のリスクがあると判断されなければなりません。

ほかにも、過去に染色体異常児を妊娠した経験がある、エコー検査や母体血清マーカー検査で赤ちゃんの染色体異常の可能性を指摘されたなど、複数の条件を満たすことで妊婦は認可施設でNIPT検査を受けられるようになります。

これまで染色体についてとくに異常を指摘されたことがない妊婦や、年齢が35歳以下の妊婦は、認可施設でのNIPT検査を受けられません。

そして、認可施設で検査を行っている染色体異常は13トリソミー(ダウン症候群)と18トリソミー(エドワーズ症候群)、そして21トリソミー(パトウ症候群)の3種類のみです。それ以外の染色体異常の検査は取り扱っていません。

フォローアップ体制も整っている

認可施設として認められるには、いくつかの条件を満たしていることが必須です。そのなかには、出生前診断に詳しい臨床遺伝専門医や、認定遺伝カウンセラーが複数在籍していること、小児科の臨床遺伝専門医と連携が取れていることなどが含まれます。

そのため認可施設は、検査前および検査後の説明、検査後の妊娠経過のフォロー、そして万が一赤ちゃんに染色体異常が見つかった場合のカウンセリングなども充実しているのが大きな強みです。

認可外施設の特徴

さて、NIPT検査が認可されている施設があるということは、もちろん認可外の施設もあります。

認可外という言葉を聞いて身構えてしまうかもしれませんが、これはあくまで日本医学連合会の認可を受けていない施設というだけで、違法な施設ではないのでご安心ください。なかには、あえて認可を受けていない施設もあるほどです。

認可外施設の強みは、なんといっても自由度の高さです。ここでは認可施設にはない、認可外施設の特徴について紹介します。

医師からの予約や紹介状がいらない

認可施設でNIPT検査を受けるとき、医師からの予約や紹介状が必須です。

しかし、認可外施設でNIPT検査を受けるのであれば、これらの煩雑な手続きや準備は必要ありません。

日中会社員として働いている多忙な方や、上の子どもの世話に追われている方も検査当日に来院すれば、すぐにNIPT検査を実施することができます。

諸事情によって十分に時間が取れない妊婦にとって、時間がほとんどかからない認可外施設で実施されるNIPT検査は、非常に大きな魅力と言えるでしょう。

検査を受けるための条件がない

認可施設で検査を受けるためには、いくつかの条件をクリアしている必要がありました。

いっぽうの認可外施設の場合は、ほぼ無条件でNIPT検査を受けることが可能です。

35歳以上という年齢制限もないですし、平日には病院に通えない方のために土日の検査に対応してくれる施設もあります。

希望さえすれば、誰でもNIPT検査を受けることができるのも認可外施設の強みのひとつです。

ニーズに合った柔軟なプランが揃っている

認可外施設の場合、認可施設のような細かい規定やルールがないので、検査項目が限定されることはありません。

そのため、NIPT検査を希望する方の希望に合わせて、柔軟なプランを揃えられるのも認可外施設の特徴です。

たとえば、施設によっては認可施設で調べてくれる3つの染色体異常以外の染色体異常も調べてくれますし、赤ちゃんが男女どちらの性別なのかも教えてくれます。

NIPTでよくある質問

NIPT(新型出生前診断)と羊水検査の違いは?

新型出生前診断(NIPT)は、妊娠中の母体から血液を採取し、その中に含まれる胎児由来のフリーDNAを分析するため、胎児への直接的な影響はありません。

羊水検査は胎児自身の細胞を直接調べることになるので確定的検査となり、それだけで結果が確定することになります。

したがって、最初から羊水検査をするという選択もありますが、保険適用外で高額なうえ、NIPTに比べて時間もかかり、母体や胎児へのリスクも高まります。

また、子宮に針を刺したことによる破水・出血・感染が起こる可能性も否定できません。

万が一適切な処置がとれなかった場合は、胎児死亡や流産につながるリスクがあり、その確率は1/300といわれています。

NIPTを受けて陽性だった場合はどうすればいいの?

NIPTの結果が陽性だった場合、専門家から遺伝カウンセリングを受けながら対処法を相談して決定します。

確定的検査(羊水検査や絨毛検査)は流産のリスクがあり、受ける期間も限られるので、夫婦でよく相談し、意思決定を行うことが重要です。

結果が陽性だった場合の対応も事前に決めておくことを推奨します。

NIPTの検査結果はいつ分かる?

NIPTは、採血したらすぐに検査機関へ血液を送って調べてもらうことになっていますが、結果が出るまでには大体1~2週間程度が必要です。

また、この期間自体は病院によっても違っており、1週間以内に結果を知ることができる場合もあれば、2週間経過してもまだ分からないという場合もあることは理解しておきましょう。

どうしても具体的な期間を知りたい場合は、病院のほうから教えてもらうことができるので、あらかじめ聞いておくとよいでしょう。したがって、1~ 2週間という数字はあくまでも目安として認識しておいたほうが無難です。

NIPTにおける市場状況

NIPTは、一般的に利便性の高い検査として受け止められています。そのため、検査実施数と認定施設数は年々増加傾向にあります。

NIPTの検査実施数の推移

年度検査実施数
2013年7,775
2014年10,531
2015年12,487
2016年13,887
2017年13,497
2018年14,347
2019年14,288

NIPTの認定施設数の推移

年度認定施設数
201334
201444
201550
201669
201782
201885
201992
2020109

出典:第4回NIPT等の出生前検査に関する専門委員会(令和3年1月15日)

NIPT受検者のアンケート調査の結果について

参考

NIPT 等の出生前検査に関する専門委員会報告書

NIPT,出生前検査:将来的発展VS 問題点と限界

出生前検査認証制度等運営委員会